みなさん、「Microsoft Access(アクセス)」って聞いたことありますか?Excelは使ったことがあるけど、Accessは触ったことがない…という方も多いのではないでしょうか。
今回は、Accessを全く知らない方のために、やさしく解説していきます。
Accessって何をするもの?
Accessは、たくさんのデータを整理して保存するための道具です。例えるなら、とても便利な整理棚のようなものです。この棚には、関連するデータをきれいに並べて、必要なときにサッと取り出せる特徴があります。
ExcelとAccessはどう違うの?
Excelは計算や表を作るのが得意な「計算ノート」、Accessはたくさんのデータを整理するのが得意な「整理棚」だと思ってください。
Excelでできること:
- 表を作って計算する
- グラフを作る
- 簡単なデータ分析
Accessでできること:
- たくさんのデータを整理する
- 関連するデータをつなげる
- データを検索する
- きれいな帳票を作る
Excelができてないとアクセスは難しい?
Excelが少し使えていた方が、Accessに対する恐怖感が減るので、基本的な操作はできておいた方がよいでしょう。特に、Excelのデータベース機能やVLOOKUP関数を知っていると、Accessを触ったときに難しいと感じることが軽減されます。
Accessで何ができるの?
Accessを使うと、こんなことができるようになります:
- たくさんのデータを管理できる:何千、何万件のデータも楽々扱えます
- データ同士をつなげられる:「お客さん情報」と「注文情報」など、関連するデータをリンクできます
- 入力画面を作れる:データを入れやすい専用の画面が作れます
- 欲しい情報だけ探せる:「〇〇県に住む30代の顧客」など、条件を指定して検索できます
- きれいな報告書を作れる:印刷用の見やすいレポートが作れます
Accessって難しいの?
正直に言うと、最初は少し戸惑うかもしれません。でも、基本さえわかれば、意外と楽しく使えるようになります。
Accessが最初に難しく感じる理由は:
- 「テーブル」「クエリ」「リレーションシップ」など、新しい言葉がたくさん出てくる
- 画面の見た目がExcelとはまったく違う
- 1つのことをするのに、いくつかの手順が必要なことが多い
でも心配しないでください。基本を学べば、「こんなに便利なの!」と感じることがたくさんあります。
Accessを使うように言われたら何ができればいい?
職場などでAccessを使うことになったら、まずはこの5つができるようになるといいでしょう:
- データの入れ物(テーブル)を作る:情報をどう整理するか考えて、箱を作ります
- データを探す(クエリ):欲しい情報だけを取り出す方法を学びます
- 入力画面(フォーム)を使う:データを見やすく入力する画面を使います
- レポートを作る:会議や報告用の見やすい資料を作ります
- データの出し入れ:ExcelなどからデータをAccessに取り込んだり、逆に出したりします
業務前にAccessを触っておいた方がいい?
触っておいた方がいいでしょう。触っていた方が、恐怖心が薄れるからです。「入力だけだから大丈夫」と言われても、新しいものを触るのは怖く、恐怖感により指示が半分も頭に入らないこともあります。
さわりだけでも、どんなものかだけわかるようにしておくと気が楽です。事前に基本操作をマスターしておけば、実際の業務で使うときにスムーズに対応できますよ。
Accessの基本操作を学ぶなら
Accessを一から独学で学ぶのは、少し大変かもしれません。パソカレッジでは、Accessの基本を1日で学べる「アクセス初級」講座を提供しています。
この講座の良いところは:
- 自分のペースで学べる個別指導
- わからないことをすぐに質問できる
- 必要な基本操作だけを効率よく学べる
- 受講後も見返せるテキストがもらえる
忙しい方でも1日だけの受講で基本操作をマスターできるので、「とりあえずAccessの基本を知りたい」という方におすすめです。